「最上川」 母なる原風景
山形の母なる「最上川」
・・・さいじょうの川と書いて ・・・もがみ川と読みます。
実にいい川の名前ではないでしょうか。
最上川逆白波の立つまでに
吹雪く夕べとなりにけるかも
という、いかにも山形の自然の厳しさを詠みきった茂吉の名歌が残されています。
ところで、「最上」という地名の由来ですが、一説によりますとアイヌ語のmo-kamuy が訛って、モガミとなり最上と当て字したのではと言うことらしいです。
mo-kamuyの意味は「静かなる神」 この意味と山形の風土を少しばかり無理矢理にこじつけて探ってみますと 、よくわたしたちは県外の人に山形のことを紹介するとき、
「災害が少ないとっても住み易い土地です」 などと自慢したりしますが、まさに山形と言うところは mo-kamuy「静かなる神」が住む
最上(さいじょう)の「ふるさと」ではないかと 、わたしは個人的に思っています。
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